UEDA Dental Clinic

 うえだ歯科クリニック

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抜歯後の注意事項


 抜歯のみならず、インプラントなどの外科処置を受けられたみなさまへの注意事項となります。必ずお読みください。当日は、ここで書いた内容の概略を記した冊子をお配りしておりますので、処置終了後、自宅に戻られてからも必ず目を通していただきますよう、おねがい申し上げます。。



1.あらかた血が止まるまでガーゼを噛みましょう

 止血の基本は傷口をしっかりと押さえる、つまり圧迫することです。抜歯の場合では、抜いた場所にガーゼをあてがい、それをかむことにより止血を図ります。
 要点は以下のとおりです。
 1)感染防止のため、清潔なガーゼを使いましょう。
 
2)出血が続いているようなら、ガーゼをぐっと噛み、途中でのおしゃべりは極力控えましょう。
 3)ガーゼは30分おきに交換しましょう。
 4)ほとんど出血していない状況(ガーゼに血がにじむ程度)ならそれ以上噛まなくてけっこうです。


2.抜歯を受けた当日はうがいを極力しないように

 歯を抜いた場所には血液がたまります。
 たまった血液は凝固因子のはたらきにより一日前後で血塊(けっかい:血のかたまりのこと)になります。そして、血塊はやがて血管・神経などを含む骨組織へと置き換わります。
 ところがたまっていた血液が、はげしいうがいなど何らかの原因でなくなることがあります。そうすると、抜いた穴では骨がむき出しの状態になり、激痛が走る可能性が高くなります。そして、抜いた穴が平らになるまでの期間がよけいに長くなるのです。
 ということで、
抜歯当日のうがいはなるべく少なくしましょう。
 尚、歯みがきについてですが、抜歯当日は歯みがきペーストを用いずに行えば、うがいの回数が少なくて済むので、おためしください。患部やそこに近接している部位は磨けないでしょうが、それ以外の部位はしっかり磨いていただいてけっこうです。

3.お酒はほどほどに
 酒は百薬の長といわれますが、ほどほどがよろしいでしょう。
 
アルコールには血管を拡張させる作用があり、止血に対して不利になります。
 一杯のみはじめると、とことん飲み続けてしまうならば、当日のお酒は控えたほうが賢明でしょう。

4.禁煙
 タバコにはいろんな作用がありますが、その中のひとつとして強調しておきたいのは
血流を悪くする作用があるということです。
 以前、口腔外科というところで入院患者さんの処置などに携わっていましたが、タバコを常用する方では手術で切開した部位のまわりがひじょうにどす黒くなっているのです。切開した部位は、必ず縫合して1週間前後で糸を外していきますが、その傷口からヘンなにおいもするし、本来なら血液の色が反映されている粘膜で、色が悪くなっているのです。
 したがって、抜歯窩を痛みなく治したい、とお考えならば、せめて
抜歯前後ではタバコを極力控えるようにするべきではないでしょうか?ついでに申しますと、こういう機会に禁煙に取り組まれることを強くお薦めいたします。
 また、抜歯した部位にインプラントを入れたい、とお考えの方。同部位には骨をつくるコラーゲンスポンジを挿入し、数ヶ月の間で骨をつくりますので、ぜひ禁煙に取り組んでください。喫煙により骨形成が阻害される可能性はじゅうぶんあります。

5.おふろについて
 外科処置を受けたその日のおふろは控えましょう。
 身体が温まることで、血管拡張作用がはたらき、止血に不利になると考えられます。
 
当日は軽めのシャワー程度でとどめておきましょう。

6.お薬の服用について

 
1)出されたお薬はきちんと飲みましょう
 当院指示でのんでいただくお薬は、抗生剤、消炎酵素剤、解熱鎮痛剤の3種類です。とくに、抗生剤、消炎酵素剤については、出された分をきちんとお飲みください。
 
2)ほかのお薬を飲んでいる方は申し出てください
 飲み合わせによっては、重篤な副作用が発生することがあります。いったん事故が起こってからでは遅いのです。必ず前もってお伝えください。
 
3)いたみ止めはかならず間隔をあけましょう
 いたみ止めは、原則的には頓服での服用が基本です。間隔があかない状況で服用してもきちんと薬剤が作用しなくなる可能性が高くなります。最低5時間以上の間隔をあけて服用されてください。

7.そのほか
 
(1)抜歯した部位が大きく穴が開いてしまったら?
 抜歯後数日経ってから、とつぜん抜いた場所で痛むことがあります。
 とつぜん痛みが出る原因としていちばん多いのが、抜歯部位がなんらかの原因で大きく穴が開いてしまうことが挙げられます。
 この状態を
「抜歯窩(ばっしか)治癒不全」と申しますが、抜歯部位周囲にまだ肉が盛り上がっていない状況で、周囲の骨が空気や水にさらされるために鋭く痛み、二次感染の原因にもなります。
 この状況に対して、
当院では抗生剤および表面麻酔剤の軟膏を混ぜ合わせて薬剤を抜歯部位に塗布し、応急的に穴をふさぎます。ある程度肉が盛り上がるまで、この処置を繰り返し受けてください。処置自体は5分程度で終わります。尚、処置後は1時間ほどうがいをしたり、飲み食いをしたりしないようにご注意ください。
 
(2)どうしても血がとまらないときは?
 いろんな方法でためしても血が止まらないこともあるでしょう。そのときは、やはり速やかに病院で見ていただくことが賢明かと思われます。当院の診療時間帯ならば、当院までご連絡ください。
 
(3)診療時間外のときの対応
 当院の診療時間帯以外では、下記の機関をご利用ください。
 
・九州大学病院 平日夜および土日終日で口腔外科専門の宿直がおります。
   福岡市東区馬出3丁目1-1 電話)092−642−6268
 
・福岡市歯科医師会休日急患センター
   日曜・祝日の9時から17時まで応対しております。
   福岡市中央区大名1丁目12−43 福岡県歯科医師会館1階





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